マッチングアプリでマッチしたのに、最初のメッセージを送っても返信が来ない。何通送っても既読スルー。「自分のプロフィールが悪いのかな」と思いがちだけど、ぶっちゃけ原因はメッセージの中身にあることが多い。

筆者はブログ運営を通じて、読者から送られてきたファーストメッセージのスクショを200件以上分析してきた。そこで見えたのは、返信が来ない人のメッセージには共通する「型」があるということ。逆に、返信率が高い人のメッセージにも再現できるパターンがある。2026年6月現在の情報をもとに、女性目線で「返したくなるメッセージ」と「スルーするメッセージ」の違いを整理してみる。

女性がスルーするファーストメッセージ3パターン

スクショで見ると、返信されないメッセージは大きく3つに分かれる。

パターン1:コピペ丸出しの定型文。「はじめまして!プロフィール見て気になりました。よかったらお話しましょう!」——これ、女性側には一瞬でバレる。名前も入っていない、プロフィールのどこに惹かれたかも書いていない。失敗の話ですけど、筆者自身も大学時代にアプリを始めたころ、加工写真と盛った職業で「数打てば当たる」式のメッセージを送りまくっていた時期がある。マッチ数だけは増えたけど、その先はほぼ音信不通。等身大に切り替えてから、ようやく返信がもらえるようになった。テンプレは「誰にでも送れる」からこそ、誰の心にも刺さらない。

パターン2:長すぎる自己紹介。自分の仕事、趣味、休日の過ごし方を5行以上で畳みかけるタイプ。読み手からすると「面接かな?」という圧を感じる。ファーストメッセージの適正な長さは2〜4文、だいたい30〜80文字。それ以上は逆効果になる。

パターン3:馴れ馴れしいタメ口。いきなり「おっ、かわいいじゃん!」「趣味一緒だね〜遊ぼ!」と来ると、女性は警戒モードに入る。出会いコンパスの調査でも、初回メッセージでは丁寧語が好まれる傾向が出ている。距離感のバグは最初の一通で修復不能になることが多い。

返信がもらえるファーストメッセージの「3部品」

スクショ分析で見えた「返信される一通目」には、共通する3つの部品があった。

部品1:あいさつ+名前。「はじめまして、ユキです」のように自分の名前を名乗るだけで、相手の警戒心が少し下がる。名前のないメッセージは業者っぽく見えるリスクもある。

部品2:プロフィールへの具体的な言及。ここが最重要パーツ。「カフェ巡りが好きなんですね」ではなく、「プロフィールにあった〇〇(店名やエリア名)、気になってました」のように固有名詞を拾う。相手のプロフィールに固有名詞が少ない場合は、写真の背景やコミュニティの内容から話題を見つける。

ここで大事なのは「送信前チェック」。書き終わったら、そのメッセージの名前だけ変えて別の人に送れるかどうか考えてみてほしい。送れてしまうなら、まだコピペの域を出ていない。

部品3:答えやすいオープン質問。「はい/いいえ」で終わるクローズド質問ではなく、「おすすめの店ってありますか?」「最近だとどのあたりに行きました?」のように、相手が語れる余地のある質問で締める。筆者が以前200件以上のスクショを分析したときも、話題が続かない原因の大半は「質問の質」だった。ファーストメッセージの段階から、この質問の質を意識するだけで、その後のやり取りの温度がまるで変わってくる。

「共通点がない」ときの話題の探し方

「相手のプロフィールに共通する趣味がない」と詰まる人は多い。でも共通点がなくても返信はもらえる。

コツは「興味の方向を変える」こと。共通点を探すのではなく、相手の趣味に対して「知らないけど気になる」というスタンスで触れる。たとえば相手がサウナ好きなら「サウナ全然詳しくないんですけど、整うってどんな感覚なんですか?」でいい。

知らないことを素直に聞く姿勢は、女性にとって好印象になりやすい。逆に、知らない趣味を知ったふりして語るほうがリスクは高い。ドラマの恋愛展開でも「教えて」から始まる関係は意外と多いもので、現実のメッセージでも同じ構造が成り立つ。

もうひとつ使えるのが「写真の背景」。旅行先の写真があれば「この景色すごくきれいですね、どこですか?」、料理の写真があれば「自炊派ですか?」。プロフィール文に書かれていないことを写真から拾うと、「ちゃんと見てくれてる」感が出る。

送るタイミングと返信がない場合の対処

メッセージの内容と同じくらい、送るタイミングも返信率に影響する。

スポーツマニアのマッチングアプリ利用動向調査によると、2通目以降のメッセージに返信しなかった経験がある人は全体の72.3%。女性に限ると81%にのぼる。つまり、返信が来ないのは珍しいことではない。

マッチ直後(1時間以内)に送るのが最も返信率が高いとされている。時間が経つほど相手の記憶から薄れるし、他のマッチ相手に埋もれる。ただし深夜帯(23時〜6時)は避けたほうが無難。

送ったのに返信がない場合。追いメッセージは1回だけ、2〜3日空けてから。「お忙しいところすみません、もしよければお返事いただけると嬉しいです」のような軽いトーンが限度。2回目も返信がなければ、それ以上は送らない。追いメッセージの連打は既読スルーの原因第1位といっても過言ではない。

FAQ

ファーストメッセージは何文字くらいがベストですか?

30〜80文字、2〜4文が目安です。短すぎると素っ気なく、長すぎると読む気が失せます。「あいさつ+プロフ言及+質問」の3部品をこの字数に収めるのがちょうどいいバランスです。

女性から最初のメッセージを送るのはアリですか?

アリです。女性から送ったメッセージは男性からの場合に比べて返信が早い傾向があるというデータもあります。「待ちの姿勢」にこだわる必要はありません。

マッチしてからどのくらいで送るべきですか?

マッチ後1時間以内がベストです。時間が経つほど相手の画面で他のマッチに埋もれるため、気づいたら早めに送るのがおすすめです。

テンプレートを使うのはダメですか?

構成(あいさつ→言及→質問)をテンプレにするのはOKです。ただし中身は毎回相手に合わせて書き換えること。名前だけ差し替えた定型文は、女性側にはすぐバレます。

参考文献