マッチングアプリで初デートを終えて、帰りの電車で「今日はありがとう!楽しかった!また行こう😊」とLINEを送る。相手からも「ありがとう!楽しかったです」と返ってくる。でも、そこから会話が続かない。気づいたら2回目のデートに誘えないまま、やりとりがフェードアウトしていく。

心当たりがある人、けっこう多いと思います。Oggi.jpが20〜39歳の女性100人を対象に行った調査(2024年)では、81%が「デート後にLINEを送る」と答えています。つまり、お礼LINEを送ること自体はほぼ全員がやっている。差がつくのは、その中身なんです。

筆者は過去にブログ読者から送られてきた初デート後のお礼LINEのスクショを200件以上分析したことがあります。そこで見えてきたのは、2回目のデートに繋がるLINEと、そのまま終わるLINEの間にはっきりした構造の違いがあるということでした。

「また行こう」が繋がらない理由は、日付がないから

ぶっちゃけ、「また行こう」は社交辞令に見える。送っている本人に悪気はないのですが、受け取る側からすると「いつ?」がないメッセージは流しやすいんです。

スクショで見ると一目瞭然でした。2回目のデートに進んだお礼LINEと、フェードアウトしたお礼LINEを並べてみると、進んだほうには例外なく「具体的な次の話題」が入っていた。逆に、フェードアウトしたほうの9割近くが「楽しかった+また行こう」の2文だけで終わっていました。

ラス恋・ラス婚研究所の分析でも、「今日はありがとうございました。ごちそうさまでした」だけのお礼LINEは約90%が脈なしと判定されるそうです。これは送る側の気持ちとは別の問題で、受け取る側の印象として「この人、次はないんだな」と処理されてしまう構造になっている。

2回目に繋がるお礼LINEの「3部品」

200件のスクショを分析して、2回目のデートに進んだお礼LINEに共通していたのは、次の3つの部品でした。

部品1: デート中の「具体的な感想」

「楽しかった」ではなく、何が楽しかったかを1つだけ書く。これだけで印象がまるで変わります。

たとえば「今日のパスタ、本当においしかったです。あのトマトソースの味、まだ覚えてます」とか「猫カフェの三毛猫がずっと膝に乗ってたの、笑いました」とか。固有名詞や具体的な場面が1つ入るだけで、「この人ちゃんと覚えてくれてるんだ」と感じてもらえる。

失敗の話ですけど、筆者が大学時代にアプリを使っていたとき、3人同時にやりとりしていた時期がありました。お礼LINEもテンプレ化して「今日は楽しかったです!また行きましょう」を全員に送っていたんです。当然、誰にも刺さらなかった。具体的な感想がないLINEは、コピペだと一瞬でバレます。

部品2: デート中の話題を「回収するフック」

デート中に出た話題を、お礼LINEの中で拾い直すのが2つ目のポイントです。

「そういえば、さっき話してた映画、今度観てみますね。感想送ります」「おすすめしてもらったラーメン屋、今度行ってみます!」のように、デート中の会話の続きを匂わせる。

これが効くのは、お礼LINEの先に「やりとりが続く理由」を作れるからです。感想を送る約束をすれば、後日また自然にメッセージを送れる。話題の種を仕込むイメージですね。スクショ分析でも、この「話題フック」がある人は2回目のデートに至る確率が明らかに高かった。

部品3: 日程を「確認型」で投げる

3つ目が最も大事で、次のデートの話を「提案型」ではなく「確認型」で出すこと。

提案型というのは「来週の土曜日、空いてますか?」のような聞き方。悪くはないのですが、断るハードルが高い。相手が忙しかったりまだ迷っていたりすると、返信自体が重くなります。

確認型はこうです。「来週か再来週あたり、もし時間合えばまたごはん行きたいなと思ったんですけど、どうですか?」。幅を持たせることで相手が答えやすくなる。Smartlog出会いの記事でも、初デートから2〜3週間以内に次のデートを設定するのがベストとされていますが、大事なのは日程のピンポイント指定ではなく、「行きたいと思っている」という意思表示と、相手にスケジュールの主導権を渡すバランスです。

送るタイミングは「帰宅直後」がベスト

お礼LINEを送るタイミングも重要です。

Oggi.jpの調査では、デート後1時間以内に送るのが理想的とされています。帰りの電車の中や自宅に着いてすぐのタイミングですね。これは体感的にも合っていて、デートの余韻が残っているうちに送ったほうが自然な温度感のメッセージが書けます。

逆に、翌日以降になるとメッセージを考えすぎてしまう人が多い。「あれも書こうかな、これも書こうかな」と迷っているうちに、結局テンプレみたいな文面になってしまう。勢いで送るくらいがちょうどいいんです。

ただし注意点が1つ。お礼LINEは短くていい。3部品を全部入れても、3〜5文くらいが適切です。長文を送ると、それだけで相手の返信ハードルが上がります。

「お礼だけ」で返ってきたときの読み方

自分が3部品入りのお礼LINEを送ったのに、相手からは「ありがとう!楽しかったです」だけが返ってきた場合。

正直、これは脈なしの可能性が高い。ラス恋・ラス婚研究所の分析では、具体性のないお礼だけのLINEは約90%が社交辞令と判定されています。特に女性は、デートが終わった段階でもう判断が固まっていることが多いとされています。

ただし、ここで焦って追いLINEを送るのは逆効果です。相手が返信しやすい「話題フック」だけを1つ投げて、2〜3日待つ。それでも具体的な反応がなければ、その時点で判断すればいい。脈なしを脈ありに変えようとするより、次の出会いにエネルギーを向けたほうが建設的です。

お礼LINEは「デート中に半分できている」

ここまで読んで「3部品を全部入れるのは難しそう」と思った人もいるかもしれません。でも実は、お礼LINEの準備はデート中にほぼ終わっています。

デート中に「おいしい」と思った料理、「面白い」と感じた話題、「次はここに行きたいね」と盛り上がった場所。それをそのまま帰り道で文字にするだけです。新しいことを考える必要はない。デートの記憶を素直にアウトプットすればいい。

筆者がブログ読者からスクショを集めて分析したとき、2回目に繋がった人たちに共通していたのは「メッセージがうまい」ことではなく、「デート中の記憶を具体的に書いている」ことでした。テクニックより観察力。相手との時間を丁寧に過ごしていれば、お礼LINEの材料は自然と揃います。

FAQ

お礼LINEは男性から送るべき?女性から送るべき?

どちらからでも構いません。Oggi.jpの調査では81%の女性がデート後にLINEを送ると回答しています。性別に関係なく、先に送ったほうが主導権を持てるので、「送りたい」と思ったら自分から送るのが得策です。

お礼LINEに絵文字やスタンプは使ったほうがいい?

相手のメッセージのテンションに合わせるのが基本です。やりとりの中で相手が絵文字を使っていたなら自分も使う、文字だけのタイプなら控えめにする。文量と装飾のミラーリングが大事です。

お礼LINEを送ったのに既読無視されたらどうすれば?

2〜3日は待ちましょう。忙しいだけの可能性もあります。3日以上返信がない場合は、話題フックを1つだけ軽く送ってみてください。それでも反応がなければ、無理に追わず次に進むのがおすすめです。

2回目のデートを誘うのはお礼LINEの中がいい?別のタイミングがいい?

お礼LINEの中に自然に入れるのがベストです。会話が途切れた後に改めて「今度会いませんか」と送ると、唐突感が出てしまいます。お礼の流れでさりげなく次の話をするほうが、相手も返しやすくなります。

参考文献